最近のゆるふわ少女漫画の傾向って?最近の少女漫画を考える。
最近少女漫画ばかり読んでいます。
こないだ先輩と話していて、「見て、男の子がみんな塩顔!塩顔しかいない!!」と言われてハッとしました。
確かに時代の傾向を感じる。
記事わけました。
⑴すれ違い・勘違い・こじれ愛
最近の少女漫画は、誰がどうみても両想いなのに、タイミングや勘違いからすれ違ってばっかりで胸が締め付けられてまたこれがたまらなくいい。
なかなかくっつかないのもポイント。すぐくっつく少女漫画はマンネリ化しがちだと思っている。
もう好きじゃないのに「好きだと思われている」。
仲良い男子と「付き合っていると思われている」。
妹のことを「彼女だと思ってしまった」。
両思いなのに「当て馬に奪われる」。
どれも定番なんですが、このタイミングの合わなさがさらに面白くしてくれます。
⑵金髪の当て馬
主人公が辛い時に支えてくれるのが当て馬。基本金髪。
そして基本的な傾向として主人公が片想いしてる黒髪男子が鈍感すぎて傷つけたり別に彼女できたり過去に振ってたりしてる。
で、当て馬が現れて主人公といい感じになると、その黒髪男子が嫉妬し自分の気持ちに気づいてかっさらっていくっていう。
ときどき当て馬が魅力的すぎて当て馬とくっついてほしくてしょうがなくなったのに結局くっつかなくてショックなこともある・・・
私は未だにマイルノビッチの8巻以降あたりから読めないでいる。
ストロボエッジはずっと安堂が神すぎた。
けど、ひるなかの流星とかあたしの彼氏みたいに当て馬とくっつくこともある。
あたしの彼氏はかなり良い結末だったな。
⑶主人公がゆるふわ系多め
最近の少女漫画はとにかくゆるゆるでふわふわして優しくて健気な子が多い。
で、顔も大して可愛くなくて(絵は可愛くても漫画の設定上は中の中くらいの子が出て来る)素朴で一般的な子。
あと、最近多いのは主人公がオタク〜とか腐女子〜とかのように、やっぱり共感をえやすかったり夢見がちになれるものが多い。(私がモテてどーすんだ、はインパクトでかいけど結局可愛いからやと共感できなかったw)
時にサバサバ系の女の子も出るけど批判も結構見かける気がする・・・
故意ですが恋じゃないはTSUTAYAとかで売り出されてたけど私は苦手だったなあ。
そういうのがかっこいいと思われるのはもしかしたら中学生までかもしれない。一匹オオカミ気取りの主人公より周りに気を配れる女の子が好きだよなあそりゃ。
90年代では誰からどうみても美少女〜とか、すぐ怒ったりしちゃう学級委員タイプ〜とか許嫁や幼馴染だけど絶対やだ〜みたいな感じの主人公が多かったと思うんだけど・・・多分いまは需要がない。最近はそんな子もいないからかな・・・。
あとは学級委員タイプとまでは言わないけど、誰にでも良い顔しちゃっていいたいことを飲み込みがちの八方美人主人公が、悪いことは悪い!とはっきり言う話も多いかもな〜。
あと全く逆で言いたいこと言っちゃうから悩みなさそうに見えるけど実は影で泣いてたりする子とか。
とにかく何が言いたいかというと最近の少女漫画は本当漫画場でも「いい子」とされるこが多いわ!
「可愛い」<「いいこ」なのかも。
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